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股関節が硬いのはストレッチ不足じゃない?
「股関節が硬い…」「前屈すると腰が痛い…」 そんな悩みを抱えている方の多くが、 “ストレッチが足りないから”と思いがちです。 でも実は、 股関節が硬く感じる理由の多くは「柔軟性不足」ではなく「安定性の低さ」 にあります。 ⸻ ✔️ ストレッチしても柔らかくならないのはなぜ? 人の身体は、 不安定だと“守るために固める”ようにできています。 例えば、 ・片足立ちが不安定 ・骨盤がグラつきやすい ・お尻の筋肉がうまく働かない こんな状態だと、身体は股関節まわりを固めて安定させようとします。 つまり── 「硬いから伸ばす」というより、「不安定だから固まっている」 というケースがとても多いんです。 ⸻ ✔️ 特に関わるのは“中臀筋”と“腸腰筋” 股関節の安定性に深く関わるのがこの2つ。 ● 中臀筋(ちゅうでんきん) 骨盤をまっすぐ保つための筋肉。 弱いと、身体はグラつきを防ぐために太ももの前や股関節を固めます。 ● 腸腰筋(ちょうようきん) 姿勢の軸となるインナーマッスル。 使えないと腰が反り、股関節は前側に詰まりやすくなります。 ストレッチをいくら頑張
2 日前


◆ 背中を鍛えても姿勢が良くならない理由とは?
「背中を鍛えれば姿勢が良くなるはず!」 そう思って頑張っている方は多いですが、実は 背中だけ鍛えても姿勢は大きく変わりません。 ここでは、その理由を分かりやすくまとめました💡 ⸻ ◆ 1. 姿勢は“骨の並び”で決まる 📐 姿勢を作っているのは筋力だけではなく、 背骨・肋骨・骨盤の並び(アライメント) です。 いくら背中を鍛えても、この並びが整っていなければ キレイな姿勢は作れません。 ⸻ ◆ 2. 姿勢は全身の“協調”でつくられる 🤝 姿勢を支えているのは背中だけではありません。 • 体幹(横隔膜・腹横筋・骨盤底筋) • 肩甲骨まわり • 背骨を支える深層の筋肉 これらが バランスよく連動して働く ことで姿勢が整います。 背中だけが強くても、協調が取れなければ変化は少ないのです。 ⸻ ◆ 3. 運動不足で“身体のセンサー”が鈍くなる 🔌💤 長時間のデスクワークや運動不足が続くと、 固有受容器(身体の位置や動きを感じるセンサー) が鈍くなります。 すると… • 姿勢の崩れに気づきにくい • 力の入れ方が分からない • 背中を
6 日前


〜ねじるより、支える力を育てる〜
「くびれを作りたい!」という声は、ピラティスに通われるお客様からとても多く聞かれます。 腹筋をたくさんしたり、ウエストをひねる動きを思い浮かべる方も多いですが、 実はくびれ作りで一番大切なのは、“体幹を支える深い筋肉”を正しく使うことです。 ⸻ 🧩くびれがなくなる原因 くびれが見えにくくなる理由は、脂肪だけではありません。 実は、姿勢の崩れや筋肉の使い方の偏りが大きく関係しています。 • 骨盤が前に傾いてお腹が前に出ている • 肋骨が開いて「胴体が四角く」見える • 片側に体重をかけるクセで左右差がある これらの姿勢の癖が続くと、お腹の奥の筋肉(腹横筋や腹斜筋)がうまく働かず、 くびれラインを作る“コルセットのような筋肉”がサボってしまいます。 ⸻ 💫ピラティスで整える「くびれの土台」 くびれを作るためには、「ねじる」よりもまず「支える」ことが大切です。 ピラティスでは次のようなポイントを意識していきます。 1. 呼吸で腹横筋を活性化する → 息を吐くたびにお腹を内側へ引き込む感覚を育てます。 2. 肋骨と骨盤の位置を整える →
11月9日
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