股関節が硬いのはストレッチ不足じゃない?
- sin1223cherie1127
- 14 分前
- 読了時間: 3分

「股関節が硬い…」「前屈すると腰が痛い…」
そんな悩みを抱えている方の多くが、
“ストレッチが足りないから”と思いがちです。
でも実は、
股関節が硬く感じる理由の多くは「柔軟性不足」ではなく「安定性の低さ」 にあります。
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✔️ ストレッチしても柔らかくならないのはなぜ?

人の身体は、
不安定だと“守るために固める”ようにできています。
例えば、
・片足立ちが不安定
・骨盤がグラつきやすい
・お尻の筋肉がうまく働かない
こんな状態だと、身体は股関節まわりを固めて安定させようとします。
つまり──

「硬いから伸ばす」というより、「不安定だから固まっている」
というケースがとても多いんです。
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✔️ 特に関わるのは“中臀筋”と“腸腰筋”
股関節の安定性に深く関わるのがこの2つ。
● 中臀筋(ちゅうでんきん)

骨盤をまっすぐ保つための筋肉。
弱いと、身体はグラつきを防ぐために太ももの前や股関節を固めます。
● 腸腰筋(ちょうようきん)

姿勢の軸となるインナーマッスル。
使えないと腰が反り、股関節は前側に詰まりやすくなります。
ストレッチをいくら頑張っても改善しない時、
この“安定性”が働いていないことが原因になりやすいです。
中臀筋の改善エクササイズはこちらの記事
腸腰筋の改善エクササイズはこちらの記事
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✔️ チェック!あなたの股関節は本当に「硬い」?
簡単にできるチェックを1つご紹介します。
【片脚立ちチェック】
1. 片足で立つ
2. 10秒間、骨盤が左右にブレないか確認する
3. ふらつく/支え脚の股関節が詰まる感じがある → 要注意
ふらつきが大きいほど、
柔軟性より**“安定性不足”が原因で硬さが出ているサイン**です。
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✔️ じゃあどうすれば良いの?
答えはシンプル。
① 股関節を支える筋肉を“働かせる環境”を作ること
いきなり筋トレではなく、
・骨盤の位置を整える
・呼吸でインナーを使える状態にする
・中臀筋が働きやすい足の向きに整える
こんな準備が大事。
② 動かしながら安定させる練習をすること
ピラティスが得意とする部分で、
固めずに、動かしてもブレない身体へ導いていきます。
これができると、
不思議なくらい股関節の「硬さ」がスッと消えていきます。
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✔️ まとめ

股関節が硬い=ストレッチ不足
…ではありません。
多くの場合は、
安定性が低いから身体が“守って固めているだけ”。
安定性が整うと、
無理に伸ばさなくても股関節は自然に軽く動くようになります。
「ストレッチしても変わらない…」
という方ほど、ピラティスのアプローチが効果的です✨



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