ストレートネック改善のカギは「胸椎のポジション」にあり
- sin1223cherie1127
- 8月27日
- 読了時間: 3分

最近よく耳にする「ストレートネック」。
スマホやデスクワークの時間が長くなると、首の自然なカーブ(前弯)が失われ、まっすぐに固まってしまう状態を指します。
肩こりや頭痛、姿勢の崩れなどの原因にもなりやすいため、多くの人が気にしている悩みのひとつです。
ただ、ストレートネックを改善しようとして「首のストレッチ」ばかりを頑張っていませんか?
実は、首だけに注目していては根本的な改善は難しいのです。
胸椎の役割とストレートネックの関係
人の背骨は「S字カーブ」を描くように並んでいます。
その中でも胸椎(胸の後ろ側にある背骨の部分)は、ちょうど首(頸椎)と腰(腰椎)の間にあり、姿勢全体のバランスを決める重要な役割を持っています。
胸椎は本来、ゆるやかに後ろへ丸くカーブ(後弯)しています。
ところが、デスクワークやスマホ姿勢で背中が丸まると、胸椎が過度に丸まった状態で固まり、動きが出にくくなってしまいます。
すると首がその影響を受けてまっすぐに伸び、ストレートネックが進行してしまうのです。

つまり、首の不調の原因は、実は胸椎にあることが多いのです。
胸椎を整える簡単エクササイズ「ネックブリッジ」
胸椎をしなやかに動かすのにおすすめなのがネックブリッジです。
首だけでなく胸を大きく開く動きが入るため、胸椎の伸展を引き出すのに効果的です。
ネックブリッジのやり方
1. 床に仰向けに寝ます。
2. 両肘を立てて、小さい前ならえの状態を作ります。
3. 息吐きながら胸を天井に押し上げるように背中を床から浮かします。
4. 息を吸いながらゆっくりと元に戻します。
※最初は首に負担がかかりすぎないよう、無理をせず浅いブリッジから始めましょう。
動きに慣れて来たら鳩尾に手を置き、肘を浮かせた状態でも行いましょう。
肘を床についた状態、浮かせた状態それぞれ10回前後を目安に行っていきましょう。
ストレートネックは「首の問題」と思われがちですが、実は胸椎の動きがカギを握っています。
ネックブリッジで胸を大きく開き、胸椎をしなやかに動かすことで、首の自然なカーブを取り戻しやすくなります。
デスクワークやスマホで固まった身体をリセットするために、ぜひ取り入れてみてください。
一人で続けるのは不安…という方は、専門のトレーナーと一緒に体験してみるのがおすすめです。
exeedでは、姿勢のチェックから始め、あなたの身体に合わせたエクササイズをご提案します。
「自分の姿勢を改善したい」「ストレートネックをなんとかしたい」と思ったら、ぜひ体験レッスンで一度ご相談ください。



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