top of page

背骨の分節運動とは?

  • sin1223cherie1127
  • 11月3日
  • 読了時間: 3分
ree

ピラティスでよく耳にする「背骨を一つひとつ動かす」という表現。

これは 背骨の分節運動(セグメンタルムーブメント) と呼ばれる動き方を指します。


ree

背骨は一本の棒ではなく、頸椎(7個)・胸椎(12個)・腰椎(5個)といった 小さな椎骨の積み重ね でできています。

このひとつひとつの骨が、連動しながらもそれぞれの範囲でしなやかに動くことで、

私たちは前屈や後屈、ねじり、反りなど多様な動きをスムーズに行うことができます。



なぜ背骨の分節運動が大切なの?


① 動きの偏りを防ぐ


ree

背骨が全体で「まとめて」動いてしまうと、一部の関節や筋肉に過剰な負担がかかります。

特に腰椎ばかり動いて胸椎が固まると、腰痛や姿勢の崩れの原因にもなります。

分節的に動かすことで、体のどこか一部だけに負担をかけず、全体が協調して動く ようになります。


② 姿勢改善につながる

ree

ピラティスでは、背骨をしなやかに動かすことで、

固まった部分を解放し、自然なS字カーブを取り戻していきます。

分節運動を意識することは、正しい姿勢を「作る」のではなく「取り戻す」こと に近い考え方です。


③ 体幹の安定と動きのしなやかさを両立

ree

背骨を一つずつ動かそうとすると、深層の筋肉(多裂筋・腹横筋・骨盤底筋など)を自然に使うようになります。

これらの筋肉は体幹を安定させる「コルセット」のような役割を持つため、

安定と柔軟の両方を育てる トレーニングになります。



自宅でできる背骨の分節運動:ロールアップ


背骨の動きを丁寧に感じたいときにおすすめなのが、ロールアップ(Roll Up)。

マット1枚分のスペースがあれば、おうちでも簡単に取り入れられます。


🌿 ロールアップのやり方

1. マットに座り骨盤を立てます。

2. 両手を前に伸ばし息を吸って準備。

3. 吐きながら、腰、背中、肩、頭の順にゆっくり床に寝ていきます。

 背骨を下から順番に一つずつマットにつけるように

4. 寝た状態で息を吸って準備

5. 吐きながら、頭、肩、背中、腰、の順番に身体を起き上がらせます。

上から順番に一つずつ背骨を床からはがすように


✨ ポイント

• 勢いをつけず、お腹の力でコントロール

• 難しい場合は膝を曲げたり、足を軽く支えてOK

• どの骨が今マットから離れるのか、感じながら動くことが大切


💡 効果

• 背骨の分節運動の感覚を高める

• 体幹の安定としなやかさを両立

• 姿勢改善や背中の張り解消にも◎


背骨の一つひとつを丁寧に感じることで、

「しなやかに動く体」の土台が育ちます。




◆ 体験レッスンで脊柱の分節運動を感じてみましょう


exeedでは、運動不足で体の使い身体難しい方にも分かりやすくご説明いたします。


まずは体験レッスンで自分の背骨を“感じる”時間をつくってみてください。

 
 
 

コメント


Copyright(c) All Rights Reserved.EXEED pilates studio

bottom of page